ブログのSEO対策を、ブログ歴14年の副業ブロガーが包み隠さず公開します。
ユーザーファーストやContents is Kingといった漠然とした内容ではなく、具体的に実施するべき施策を解説していきます。
全ブロガーが喉から手が出るほど知りたがるSEO対策リストの内容とは?
本記事は、ブログブートキャンプのブログのSEO対策に関する内容となります。
アクセスアップにはSEO対策が重要ってよく聞くけど、具体的には何をすれば良いの??
検索エンジンが評価するランキングシグナルを1つずつ対策していくことが必要になる。具体的な対策方法を確認しよう!
ブログに必要なSEO対策とは?
ブログに必要なSEO対策は、Googleが評価するランキングシグナルを網羅的に満たすことです。
Googleが持つ検索アルゴリズムはコンテンツの良し悪しを直接は判断できないため、ランキングシグナルという形に変換して評価しています。
このランキング システムは 1 つのアルゴリズムではなく、一連のアルゴリズムで構成されています。最も有用な情報を表示するため、検索アルゴリズムはさまざまな要因(検索クエリの単語、ページの関連性や有用性、ソースの専門性、ユーザーの位置情報や設定など)を検討します。各要因に適用される重み付けはクエリの性質によって異なります。
引用元: Google検索-検索アルゴリズムの仕組み
ランキングシグナルの項目は非公開となっていますが、SEOの専門家により被リンクやユーザー行動等の要因が推測されています。
この記事では、次のような6つの項目別に、ブログで実施するべきSEO対策を紹介していきます。
- ドメイン・URL
- ウェブサイト
- ウェブページ
- コンテンツ
- 被リンク
- ユーザー行動
以下のSEO対策は、ブログブートキャンプでも実施している重要なノウハウばかりなので、ぜひ騙されたと思って実践してみてください。
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ウェブページに関するSEO対策
ウェブページに関するSEO対策では、コンテンツやHTMLソースを検索エンジン用に調整します。
基本的に、よく言われる良質なコンテンツを作成するだけでは不十分で、コンテンツの内容を検索エンジンに適切に伝える施策が必要になります。
ウェブページに関するSEO対策は、ブログ運営者が自分自身でコントロール可能な内部施策なので、1つずつ確実に取り組んでいきましょう。
タイトル・見出しにキーワード
記事タイトルや見出しに狙いのキーワードを入れることは、基本かつ重要なSEO対策です。
Googleのアルゴリズムは、検索クエリに関連性が高いウェブページを探す際に、タイトルや見出しに含まれるキーワードを分析しているからです。
ごく基本的な検索を行った場合、アルゴリズムはインデックス内で検索キーワードを探して適切なページを見つけます。そして、そのキーワードが登場する頻度やページ上の場所(タイトル、見出し、本文中など)について分析します。
情報の関連性を評価するための最も基本的な要因は、検索クエリと同じキーワードがウェブページに含まれているかどうかです。キーワードがページに出現する(特に見出しや本文に含まれている)場合、そのページの情報は関連性が高い可能性があります。
引用元: Google検索-検索アルゴリズムの仕組み
キーワードを入れる位置は、タイトルや見出しの先頭に近いほど効果が高いと言われています。
- キーワード〜〜〜〜〜〜〜〜〜
- 〜〜〜〜〜〜〜〜〜キーワード
タイトルにキーワードを入れるのは、当たり前にやってるよ。
タイトルはもちろんだが、H2見出しにキーワードを入れることも重要なポイントだ!
ページの最上部にキーワード
ページ最上部のリード文で簡潔なサマリーと併せてキーワードを記載することが効果的です。
ページとの関連性が高いキーワードをGooglebotにわかりやすく伝えると共に、強調スニペットを狙いにいくというテクニックとなります。
強調スニペットは、ウェブ検索結果から作られます。Google では、あるページが特定の検索リクエストに対してハイライト表示すべきスニペットとして適しているかどうかを、自動システムで判断します。
引用元: Google の強調スニペットの仕組み
複合キーワードの場合は、検索クエリとの語順の一致まで意識して記載するようにしてください。
メタディスクリプションを設定
検索結果に表示される説明文となるメタディスクリプションをしっかり設定しましょう。
メタディスクリプションの記載がSEOで重要な理由としては、次の通り2つの観点があります。
- Googleがコンテンツ内容の判断に使っている
- ユーザーのクリック率に大きな影響を与える
ブログの個別記事にメタディスクリプションを設定する方法としては、テーマの機能を使うか、以下のようなプラグインを利用すればOKです。
著者・監修者情報を明記する
専門性/権威性/信頼性(E-A-T)を高めるために、各ページに著者・監修者情報を明記してください。
Googleは様々なオンページ/オフページの要因を分析して著者を特定し、トピックに関する専門知識や信頼性のレベルを分析・評価しています。
特に、YMYLと呼ばれるE-A-Tが求められる領域では重要なので、次のような対策でコンテンツの著者を検索エンジンに伝えましょう。
- 著者・監修者の名前を記載
- 著者・監修者の経歴を記載
- 関連のある保有資格を記載
- 著者ページへのリンクを貼る
YMYLって何のこと?
Your Money or Your Lifeの略で、金融や健康など人生への影響が大きいジャンルのことだ。
この領域では、高い専門性/権威性/信頼性(E-A-T)が求められるぞ!
構造化データのマークアップ
構造化データのマークアップにより、Googleにコンテンツ内容を正しく伝えることができます。
構造化データとは、検索エンジンがコンテンツを理解しやすいようにタグ付けしたコードのことで、2018年頃から重要性が高まっています。
Google 検索では、ページのコンテンツを理解するよう取り組んでいます。ページに構造化データを含めて、ページの内容についての明白な判断材料を提供すると、Google でそのページをより正確に理解できるようになります。
引用元: Google検索-構造化データの仕組みについて
JSON-LDという手法で実装するのが一般的で、詳しいやり方は以下の記事にて解説しています。
ページの表示速度を高速化
Google は、Core Web Vitalsとして表示速度をランキングシグナルにすることを発表しました。
Core Web Vitalとは、ウェブページのユーザーエクスペリエンスを定量化して評価するための指標で、次の3つの項目から算出されます。
- LCP: 最大コンテンツ描画
最も遅いコンテンツが表示されるまでの時間 - FID: 初回入力遅延
最初の入力にブラウザが応答するまでの時間 - CLS: 累積レイアウト変更
読み込み時に発生するレイアウトの移動量
表示速度のパフォーマンススコアは、Googleが提供するPage Speed Insightsで測定可能です。
WordPressの表示速度を高速化する方法については、以下の記事にて徹底解説しています。
常に最新の情報に更新する
ウェブページに掲載するコンテンツは、常に最新の情報に保つようにしましょう。
Googleはフレッシュネスというランキングシグナルを利用していて、鮮度の高い情報ほど検索順位が上がりやすいアルゴリズムになっています。
この情報カテゴリに関して特に重要なのが、ユーザーが鮮度の高い情報を求めているかどうかの分析です。急上昇中のキーワードを検索すると、フレッシュネス アルゴリズムによって最新の情報が求められていると解釈され、より鮮度の高いページが古いページより上位に表示されます。
引用元: Google検索-検索アルゴリズムの仕組み
追記やリライトという形で最新の情報を更新できるとベストですが、再投稿して最終更新日を新しい日付に変更するだけでも効果があります。
記事を更新したら、サーチコンソールでインデックス登録をリクエスト(フェッチ)しておこう。定期的にクローラーを呼び込むことが重要だ!
権威性が高いサイトへ発リンク
権威性が高いサイトへ発リンクすることで、自分のブログの信頼性を高めることができます。
発リンクにより他人の権威性を借りるというテクニックで、専門性・権威性・信頼性(E-A-T)が大切なYMYL領域では特に重要となります。
発リンクのやり方としては、普段から行っているようにaタグを使ったリンク設置でOKです。
発リンクしたらリンクジュースが流れて、評価が下がるんじゃないの?
リンクジュースは配分されても、評価が低下するわけではないんだ。関連性の高い記事に、積極的に発リンクしてみよう!
画像にaltタグを設定
画像には、画像の意味を説明するための代替テキストであるaltタグを必ず設定してください。
Googleは、画像の意味を理解するためにaltタグを参考にしています。アルゴリズムが進化しているとはいえ、図などは理解できないのです。
Google では、代替テキストに加えて、コンピュータ ビジョン アルゴリズムやページのコンテンツを使用して、画像のテーマを理解します。また、画像の代替テキストは、画像をリンクとして使用する場合にアンカー テキストとして使用できます。
引用元: Google 画像検索に関するおすすめの方法
altタグの設定方法としては、以下のように画像のimgタグ内に説明を記載すればOKです。
<img =”画像のURL” alt=”画像の説明”>
表や箇条書き(ul/ol/liタグ)を使う
tableタグによる表やul/ol/liタグによる箇条書きは、Googleに情報を伝えやすい記述方法です。
表や箇条書きにより構造化した箇所は、検索結果の強調スニペットにも表示されやすくなります。
箇条書きは「・」を使うのはNGで、ul/ol/liタグを使う必要があるので、注意してください。
リンク切れをなくす
リンク切れは検索エンジンからの評価を下げる要因となるので、修正するようにしましょう。
Googleのクローラーはページに設置されたリンクを起点に巡回しているため、リンク切れがある場合はクローラビリティが低いと判断されます。
クローラはこれらのウェブサイトにアクセスし、そのサイト上のリンクを使って他のページを探します。特に、新しいサイトの情報、既存のサイトの変更点、無効なリンクについて重点的に確認します。
引用元: Google検索-検索が情報を整理する仕組み
リンク切れは、Broken Link Checkerというプラグインを利用して自動で確認するのが簡単です。
被リンクに関するSEO対策
被リンクは、200種類以上あるランキングシグナルの中でも特に重要度が高い項目となります。
Googleは被リンクをウェブ上の人気投票と解釈していて、多くのリンクを獲得しているコンテンツほど権威性が高いと判断するためです。
PageRank のアルゴリズムでは、ページ間のリンクを「投票」と解釈し、どのサイトが他のページから最高の情報源として投票されているかを分析します。
引用元: Google が掲げる 10 の事実
ただし実際は、良いコンテンツを書くだけで自動的にリンクが増えるわけではないので、ブロガー自身が被リンク施策を実施する必要があります。
被リンクを自演で獲得する
ブログ運営の初期段階においては、自演リンクで外部からの被リンクを獲得することが重要です。
もちろん自然に増えるナチュラルリンクがベストですが、ブログ運営の初期段階では待っているだけでは永遠に被リンクは得られません。
また、自演リンクなんてペナルティが怖いと思うかもしれませんが、やりすぎなければ全く問題はなく、むしろ効果的に検索順位が上がります。
被リンクを自演で獲得できるサイトについては、以下の関連記事に詳しくまとめています。