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【2024年最新】All-in-One WP Migrationの使い方(移行/引っ越し)
All-in-One WP Migrationは、WordPressを移行(引っ越し)できるプラグインです。
移行元でWordPressのデータをファイルにエクスポートし、移行先でインポートするだけで簡単に引っ越しができます。
All-in-One WP Migrationの基本的な使い方や注意するべきポイントとは?
本記事は、ブログブートキャンプのブログの始め方-WordPressのプラグインに関する内容となります。
WordPressのサーバーを移行したいんだけど、大変そうで…
All-in-One WP Migrationを使えば、失敗なく移行ができるぞ!使い方を確認していこう。
All-in-One WP Migrationとは
All-in-One WP Migrationは、WordPressを簡単に移行(引っ越し)できるプラグインです。
FTPソフトやデータベースなどの知識は全く必要なく、移行元と移行先でプラグインをクリックするだけでWordPressを移行できます。
移行できる対象には、以下のようなWordPressに関連する全てのファイル・データが含まれます。
- 画像ファイル
- データベース(記事など)
- テーマ
- プラグイン
サーバー移行ってかなり大変と思ってたけど、All-in-One WP Migrationを使えばできそう!
エクスポートボタンとインポートボタンを押すだけのシンプルな操作で、本当に簡単だ!
無料版と有料版の違い
All-in-One WP Migrationには無料版と有料版があり、それぞれの違いは次の通りとなります。
項目 | 無料版 | 有料版 |
---|---|---|
料金 | 無料 | $69 |
サイズ制限 | 512MB | なし |
サポート | × | ○ |
ファイル除外 | × | ○ |
外部ストレージ | × | ○ |
WP-CLI | × | ○ |
無料版ではインポート可能なファイルサイズが512MBまでに制限されているのですが、有料版では上限なしで利用できるようになっています。
有料版を使うことなくWordPressの移行をしたい場合は、ファイルサイズが大きい画像だけを別途ダウンロード・アップロードすればOKです。
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All-in-One WP Migrationの使い方
All-in-One WP Migrationの使い方は、大きく移行元での作業と移行先での作業に分かれます。
移行元でバックアップデータをエクスポートしてから、移行先でバックアップデータをインポートするまでの流れを確認していきましょう。
WordPress移行元での作業
WordPress移行元では、事前準備を行ってから、バックアップデータをエクスポートします。
プラグインのインストール
まずは、プラグインの新規追加画面で「All-in-One WP Migration」と検索し、インストール・有効化まで完了してください。
バックアップ前の事前準備
データ移行の失敗を防止するため、いくつかの事前準備を行っておきます。
WordPressのアップデート
管理画面の「更新」にメッセージが出ている場合は、WordPressの最新バージョンがあります。
WordPressの更新で「今すぐ更新」をクリックし、最新バージョンにアップデートしましょう。
相性が悪いプラグインの停止
SiteGuard WP Pluginは、All-in-One WP Migrationと相性が悪いと報告されています。
プラグインを導入している場合は、必ず無効化してからエクスポートを行うようにしましょう。
バックアップのエクスポート
WordPressの管理画面から「All-in-One WP Migration→エクスポート」と進んでください。
エクスポート先で「ファイル」を選択すると、バックアップデータのエクスポートが始まります。
完了したら、「ダウンロード」をクリックして、バックアップデータを保存しておきましょう。
ダウンロードサイズが512MB超えているけど大丈夫かな?
512MBを超えている場合は、無料版では移行先でインポートできない。次の対応を行おう。
サイズが512MBを超えている場合
エクスポートから画像ファイルを対象外とすることで、512MB以下に収めることができます。
高度なオプションで、次の通り設定します。
- メディアライブラリをエクスポートしない: チェックを入れる
この場合は、画像ファイルだけは、後ほど手動でダウンロード・アップロードを行いましょう。
WordPress移行先での作業
WordPress移行先では、プラグインをインストールしてバックアップデータをインポートします。
WordPressの新規開設
移行先のサーバーでは、事前にWordPressを受け側としてインストールしておく必要があります。
同じドメインでも新しいドメインでも大丈夫なので、移行先のサーバーのマニュアルに従ってインストールを進めてみてください。
ここで設定した、タイトルやユーザー名、パスワード、メールアドレスはインポート後に移行元の情報で上書きされるぞ。
プラグインのインストール
移行先でも「All-in-One WP Migration」のインストール・有効化までを完了してください。
さらに、サーバーに設定されたアップロードサイズの上限を引き上げるため、All-in-One WP Migration File Extensionを導入します。
上記のダウンロードページにアクセスし、「Download」をクリックしてください。
ダウンロードしたプラグインは解凍せずに、ZIP形式のまま保存しておいてください。
WordPressの管理画面で「プラグイン→新規追加」とクリックしてください。
「プラグインのアップロード→ファイルを選択」と進み、ダウンロードしたall-in-one-wp-migration-file-extension.zipを選択します。
「今すぐインストール→プラグインを有効化」をクリックすると、インストールは完了です。
これで最大アップロードサイズが512MBまで拡張されたぞ。
バックアップのインポート
WordPressの管理画面から「All-in-One WP Migration→インポート」と進んでください。
インポート元で「ファイル」を選択し、移行元で保存したxxx.wpressというバックアップデータをインポートしましょう。
進行状況のステータスが100%になると、インポート前の確認画面が表示されます。
「開始」をクリックして、バックアップデータのインポート処理を開始しましょう。
最後に「完了」をクリックすると、バックアップデータのインポートは完了となります。
ちゃんとWordPressを引っ越しできてるのかな?
トップページや記事を確認してみよう。移行元のWordPress環境を引き継げているはずだ。
パーマリンクの更新
WordPress管理画面から「設定→パーマリンク」と進み、パーマリンク設定画面を開きましょう。
パーマリンク設定画面の最下部にある「変更を保存」を2回クリックしてください。
こちらは、移行後のリンク切れを防ぐために、必ずやっておくべき手順となります。
画像ファイルのアップロード
画像ファイルを対象外としていた場合は、FTPソフトでダウンロード・アップロードを行います。
FTPソフトはなんでも良いのですが、FileZillaというフリーソフトが使いやすくオススメです。
公式のダウンロードページから、PCの環境に合うソフトウェアをダウンロードしましょう。
続いて、ダウンロードしたソフトウェアを実行し、インストールまで完了してください。
FileZillaを起動して「ファイル→サイトマネージャー」とクリックしてください。
レンタルサーバーにFTP接続するためには、以下のような情報の設定が必要となります。
- プロトコル: FTP-ファイル転送プロトコル
- ホスト: 各自のサーバー情報を入力
- 暗号化: 明示的なFTP over TLSが必要
- ユーザー: 各自のサーバー情報を入力
- パスワード: 各自のサーバー情報を入力
ホストやユーザーの情報は、レンタルサーバー登録時のメールや管理画面で確認できます。各サーバーのマニュアルも参考にしてみてください。
サーバーへの接続に成功すると、上記のような画面が表示されて各フォルダにアクセスできます。
画像ファイルは、/wp-cotent/uploads
のフォルダ内に格納されています。
移行元からuploadのフォルダをダウンロードして、移行先でuploadsのフォルダをアップロードすれば、画像ファイルの移行も完了となります。
フォルダのダウンロード・アップロードはどうやるの?
移行元でuploadsのフォルダを右クリックしてダウンロード、ダウンロードしたuploadsのフォルダを移行先で右クリックしてアップロードだ。
All-in-One WP Migrationのトラブル
All-in-One WP Migrationは非常に便利なプラグインですが、トラブルの報告もあるようです。
WordPressのバックアップデータが消えてしまうことはないので、落ち着いて、以下の状況に応じた対応を行ってみてください。
インポートできない
移行先でインポートできない場合は、移行元のPHPのバージョンを最新にすると解決できます。
移行元と移行先のPHPバージョンが違うことが原因で、バックアップデータを正常にインポートできないというトラブルが確認されています。
移行元のサーバーの管理画面にログインし、PHPを最新バージョンに変更してください。
その後、移行元でバックアップデータのエクスポートをもう一度行い、移行先でインポートを改めて試してみてください。
エクスポートできない
バックアップデータはサーバー内に生成されているので、直接ダウンロードしましょう。
対処方法は、次の項目で説明しているサーバーに問題が発生しましたのトラブルと同様です。
サーバーに問題が発生しました
サーバー側で制限がかけられているため、バックアップデータを直接ダウンロードしましょう。
/wp-cotent/ai1wm-backups
のフォルダ内に、バックアップデータが格納されています。
xxx.wpressというファイルをFTPソフトやファイルマネージャーで直接ダウンロードして、移行先でインポートすればOKです。
まとめ
今回は、WordPressプラグインのAll-in-One WP Migrationについて、使い方を解説しました。
記事のポイントをまとめます。
- All-in-One WP Migrationは、WordPressを移行(引っ越し)できるプラグインです
- 使い方としては、移行元でデータをエクスポートし、移行先でインポートします
- インポート・エクスポートできないトラブルの際は、落ち着いて対処しましょう
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以上、「All-in-One WP Migrationの使い方まとめ」でした。
この記事の参考情報
- WordPressプラグイン公式サイト
ServMask - WordPress.org
プラグインの使用、WordPress.org-プラグイン