【実践】かんたん!SEOキーワード選定のやり方を初心者向けに解説

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キーワード選定は、ブログ記事を書くプロセスの中でも最重要となる作業です。

なぜなら、ブログ記事へのアクセスの約9割が検索エンジン経由で、キーワード選定がアクセス数を大きく左右するためです。

ブログ記事のアクセスを爆上げするキーワード選定のやり方や役立つツールとは?

本記事は、ブログブートキャンプのブログ記事の書き方-SEOキーワードに関する内容となります。

レオ

キーワード選定がSEOの基本らしいけど、どうやればいいの?

アレックス

キーワード候補を探して、検索ボリュームを調査という手順だ。やり方を初心者でもわかるよう学んでいこう!

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この記事の著者

アレックス
@blog_bootcamp

アレックス(ALEX)

エンジニアやブログの経験を活かしてブログブートキャンプを設立。ブログやブログ運営に必要なWordPress、レンタルサーバー、VPSの専門家としてノウハウや情報を発信中。

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SEOキーワード選定は超重要

SEOキーワード選定は超重要

ブログ記事を書く時に重要になるのが、どのようなキーワードで検索結果に表示させるかです。

ブログ記事に書くべき内容は狙うキーワードによって決まるため、書き始める前の段階で、狙うキーワードを明確にすることが必要です。

例えば、[ブログ 書き方]というキーワードで上位表示を狙うには、ブログの書き方についての検索ニーズを満たす内容を考えることになります。

キーワード選定に成功したブログ記事
キーワード選定に成功したブログ記事のアクセス例

狙いのキーワードとブログ記事に書いている内容が一致すると、Needs Metと呼ばれる検索エンジンに高く評価される状態を実現できます。

キーワード選定に成功したブログ記事は、優秀なランディングページとして、長期間に渡り安定したアクセスを生み出し続けてくれます。

アレックス

スクリーンショットを貼ったブログ記事の例では、たった1つの記事が月間5,000PV以上を安定して生み出しているぞ。

レオ

すごい…!キーワード選定に成功すると、ブログ記事がアクセスを生む資産になるんだね。

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SEOキーワード選定のやり方

SEOキーワード選定のやり方

ここからは、SEOキーワード選定の具体的なやり方を4ステップの手順で解説します。

キーワード候補の探し方絞り込み方を詳しく説明していくので、初めての方でもデータに基づいたキーワード選定ができるようになります。

1. 関連キーワードを取得

まずは、関連キーワード取得ツールを利用して、キーワードの候補を網羅的に抽出します。

関連キーワード取得ツールとは、検索エンジンのサジェストキーワードを抽出するサービスで、キーワードのアイデア出しを効率化してくれます。

例えば、メインのキーワードが[ブログ]だとすると、[ブログ 初心者] [ブログ 始め方]のような2語以上の複合キーワードが表示されます。

関連キーワード取得ツールの使い方

関連キーワード取得ツールの使い方

使い方は簡単で、キーワード選定の軸とするメインキーワードを入力して検索するだけでOKです。

関連キーワードが大量に表示されるので、「コピーする」をクリックして取得しておきましょう。

レオ

出てきた関連キーワードが多すぎて、確認が大変なんだけど!

アレックス

ここで関連キーワードを全て確認する必要はないぞ。出力結果を取得しておくだけでOKだ!

2. 検索ボリュームを調査

キーワードプランナー

続いて、キーワードプランナーを利用して、キーワード候補の検索ボリュームを調査します。

キーワードプランナーは、Googleのリスティング広告用ツールの一部で、キーワードの検索ボリュームを大まかに調べることができます。

Google Adsのアカウントが必要ですが、実際にリスティング広告を出稿しなくても利用可能です。

レオ

キーワードプランナーに登録しようとしたら、広告出稿の画面が表示されたけどいいの?

アレックス

元々はリスティング広告の補助ツールだから、予算設定や支払手段の登録が必要になるんだ。
キャンペーン停止で、費用は発生しないから安心して欲しい。

Google広告の登録方法はこちら

キーワードプランナーの使い方

キーワードプランナー 検索ボリューム予測

キーワードプランナーにログイン後、右側の「検索ボリュームと予測のデータを確認する」を選択してください。

キーワードプランナーに関連キーワードを貼り付ける

関連キーワード取得ツールでコピーしたキーワードをテキストボックスに貼り付けて、「開始する」をクリックしましょう。

キーワードエラーが表示された場合は、テキストボックスの最下部にエラーとなったキーワードが表示されているので、削除すればOKです。

キーワードプランナー 過去の指標

キーワードプランが表示されるので、検索ボリュームを確認するために、「過去の指標」をクリックします。

キーワードプランナー 検索ボリュームで並び替え

月間平均検索ボリューム」を選択し、検索ボリュームの降順にキーワード候補を並び替えます。

キーワードプランナー 結果の保存

下矢印ボタン→過去のプラン指標→.csv」とクリックしていくことで、検索ボリュームのデータをCSV形式でダウンロードすることができます。

CSVファイルのAvg. monthly searchesの列が検索ボリュームのデータになります。

検索ボリューム10万~100万が50万、1万〜10万が5万、1000〜1万が5000というように、値が変換されているので注意が必要です。

レオ

キーワードプランナーは少し難しくて、他のツールはないの?

アレックス

UbersuggestやKeyword Surferは登録なしで使えるぞ!関連記事も参考にしてくれ。

検索ボリュームの調べ方はこちら

3. 狙うキーワードを決める

エクセルに整理したキーワード候補

準備したキーワードの候補と検索ボリュームを活用して、狙いのキーワードを絞り込みます。

絞り込みの観点として、キーワードの検索ボリュームキーワードに含まれる検索意図を確認し、総合的に判断できるよう進めていきましょう。

キーワードの検索ボリューム

検索ボリュームと競合性(ビッグキーワード・ミドルキーワード・ロングテールキーワード)

検索ボリュームと競合性を把握し、どの規模のキーワードを狙うかの戦略を立てましょう。

ポイントとして、検索ボリュームが大きすぎると上位表示が難しく、また検索ボリュームが小さすぎるとアクセスが全く見込めません。

ビッグキーワード

ブログ記事の上位表示ができれば大きなアクセスが見込めますが、競合がとても激しい領域です。

SEOの観点では、記事単位ではなくドメインレベルで評価されるため、ブログのトップページカテゴリーページで狙うのが一般的です。

検索ボリュームの目安としては、1万以上です。

ミドルキーワード

ミドルキーワードは、ビッグキーワードよりは小規模ですが、まだまだ競争が激しい領域です。

ミドルキーワードで上位表示するには、幅広い検索意図を満たすことが求められるため、まとめ記事のように個別記事の集合体で勝負します。

検索ボリュームの目安は、100〜1万です。

ロングテールキーワード

ロングテールキーワードは、検索ボリュームが小さくなる代わりに競合が少ない領域です。

ドメイン評価が低くても上位表示されるので、まずはロングテールキーワードを狙って個別記事を書き始めることをオススメします。

検索ボリュームの目安としては、10〜100です。

レオ

少しのアクセスしか見込めないロングテールキーワードを狙う意味ってあるの?

アレックス

ロングテールキーワードを狙う記事の積み重ねがミドルキーワード・ビッグキーワードでの上位表示につながるんだ!
もちろん自信がある場合は、ビッグキーワード・ミドルキーワードを狙ってもOKだぞ。

ロングテールキーワードの詳細はこちら

キーワードに含まれる検索意図

Knowクエリ・Goクエリ・Doクエリ・Buyクエリ
引用元: Think with Google

記事で達成したい目的に応じて、キーワードに含まれる検索意図を適切に選んでいきましょう。

一般に、キーワードに含まれる検索意図は、次のような4種類のクエリに分類されます。

  • Knowクエリ
  • Goクエリ
  • Doクエリ
  • Buyクエリ

被リンクを獲得したい場合はKnowクエリ、商品・サービスを売りたい場合はDoクエリやBuyクエリというように使い分けることが重要です。

Knowクエリ
Knowクエリ

Knowクエリは、知りたいという検索意図を含むキーワードで、検索結果に答えが表示されます。

検索エンジンで検索されるキーワードの8〜9割ほどがKnowクエリとなっていて、アクセスや被リンクを獲得しやすいことが特徴です。

例)[〇〇 とは] [〇〇 仕組み]

Goクエリ
Goクエリ

Goクエリは、行きたいという検索意図を含むキーワードで、検索結果に地図が表示されます。

地域ブログを書いていたり実店舗が存在するような場合は、Goクエリを積極的に狙いましょう。

例) [地名 〇〇] [〇〇 アクセス]

Doクエリ
Doクエリ

Doクエリは、やりたいという検索意図を含むキーワードで、検索結果に動画が表示されます。

ユーザーがすぐに行動したい時にDoクエリで検索するので、次に説明するBuyクエリに次いで購買行動に近いキーワードとなっています。

例) [◯◯ 使い方] [〇〇 手順] [〇〇 始め方]

Buyクエリ
Buyクエリ

Buyクエリは、買いたいという検索意図を含むキーワードで、検索結果に広告が表示されます。

ブログ記事を書いて商品やサービスを売りたいと考えている場合は、購買行動に近いBuyクエリのキーワードを選定するようにしてみましょう。

例) [〇〇 おすすめ] [〇〇 比較] [〇〇 価格]

レオ

結局、どのクエリを狙えばいいのかわからない!

アレックス

単にアクセスを増やしたい場合はKnowクエリ、収益につなげたい場合はBuyクエリだ!

検索意図を詳しく知りたい方はこちら

4. 上位表示サイトを確認

上位表示サイトを確認

最後に、キーワード候補で上位表示されているサイトを確認し、キーワードの難易度を調べます。

ここでチェックするべき観点は、個人ブログが上位に表示されているかです。10位以内に1つでもあれば、そのキーワードを選定してOKです。

企業サイトが上位を独占している場合は、残念ながら個人がどんなに頑張っても上位表示されることはないので、他のキーワードを探しましょう。

レオ

企業サイトが強いキーワードは、絶対に選んだらダメ?

アレックス

検索アクセスを期待しないなら選んでもOKだが、キーワードを再選定するのが懸命だ。

検索結果分析ツールを活用

検索上位サイトのコンテンツを分析する際は、SERPsアナライザーを活用してみましょう。

SERPsアナライザーは、検索結果(SERPs)や検索上位サイトのコンテンツを可視化できるツールで、キーワードの競合分析に役立ちます。

使い方は簡単で、キーワードを入力して「検索ボタン」をクリックするだけでOKです。

キーワード選定に役立つツール

キーワード選定に役立つツール

SEOの基本となるキーワード選定の作業は、ツールを活用すればより効率化することができます。

ここからは、キーワード選定の手順で出てきた関連キーワード取得ツールキーワードプランナー以外に、4つの便利ツールを紹介していきます。

Ahrefs(エイチレフス)

Ahrefs(エイチレフス)

Ahrefsは、世界で60万人以上が利用していて多彩な機能を持つSEO分析ツールです。

キーワード分析機能では、関連キーワードや検索ボリューム、難易度など充実したデータが表示され、より本格的なキーワード選定ができます。

一番安いプランでも月額99ドル(約1万円+)からと、個人が利用するハードルは高いですが、本気でブログに取り組みたい方にはオススメです。

レオ

データはすごく充実してそうだけど、毎月1万円は高い…

アレックス

の会員になれば、毎月10%のキャッシュバックが受けられる制度があるぞ!

Ahrefsの詳細はこちら

Ubersuggest(ウーバーサジェスト)

Ubersuggest(ウーバーサジェスト)

Ubersuggestは、一部の機能を無料で使えるにも関わらず、かなり高機能なSEO分析ツールです。

SEO分析ツールとしては後発ですが、関連キーワード・検索ボリューム・難易度の調査と、キーワード選定に必要な機能はひと通り揃っています。

無料で利用できるのは1日に3回の検索まで、有料プランは月額3,298円(税込)からとなっています。

Ubersuggestの詳細はこちら

Aramakijake

Aramakijake(アラマキジャケ)

Aramakijakeは、検索ボリュームの大まかな推定値を無料で確認できるツールです。

検索ボリュームは推定値となっていて実際の数値とは剥離していることもあるのですが、登録やログインなしで気軽に使えることが強みです。

キーワードプランナーが上手く使いこなせないという方は、Aramakijakeを活用してみましょう。

Googleトレンド

Googleトレンド

Googleトレンドは、キーワードの検索ボリューム推移を折れ線グラフで表示するツールです。

検索ボリュームの最高値が100に規格化されているため、具体的な数値はわかりませんが、キーワードに対する需要の推移を確認できます。

右肩上がりで成長しているキーワードを早い段階で獲得しておく戦略をとれば、将来的に大きなアクセスが見込めます。

まとめ

今回は、SEOで重要なキーワード選定について、やり方・活用できるツールを解説しました。

記事のポイントをまとめます。

本記事のポイント
  • キーワード選定は、ブログ記事を書くプロセスの中でも最重要となる作業です
  • キーワード候補を挙げて、検索ボリュームを調べて、候補を絞り込んでいきます
  • 関連キーワード取得ツールとキーワードプランナーを活用してみましょう

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以上、「SEOキーワード選定のやり方」でした。

この記事の参考情報

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